落語・講談によく出ることば

増補・話芸きまり文句辞典──編:松井高志

2017-03-08から1日間の記事一覧

参考文献リスト

このブログ作成に使用した参考文献は以下の通りです。 【話芸速記関係】「落語名作全集」(第1期全五巻、第2期全五巻)(吉川義雄・安藤鶴夫監修・普通社)「増補落語全集」(上・中・下)(今村信雄編・金園社)「古典落語」(第1期全五巻、第2期全五巻)(…

【若鮎やつらぬ柳にはねてゆき】(わかあゆやつらぬやなぎにはねてゆき) (講談・小野寺十内「古人の句に、――若鮎やつらぬ柳にはねてゆき というのがあるが、思いもよらぬことに十内は戸惑い」) 【若いときに苦労すると大人になって楽ができる】(わかいと…

【老子八十にして人の道を知る、我三十にはまだ齢あり】(ろうしはちじゅうにしてひとのみちをしる、われさんじゅうにはまだよわいあり)(講談・柳生二蓋笠「今更思えば慚愧に堪えず、老子八十にして人の道を知る、我三十にはまだ齢あり、ヨーシ、これより…

【冷汗三斗】(れいかんさんと) 冷や汗をたくさんかくほど、非常に恥かしいこと。また、あとで振り返って非常に恐ろしくなること。──【広辞苑四版】(講談・腹切魚「どーんと星をさされて両者とも冷汗三斗の思いとはこのことか」=中村勘助) 【礼儀を知ら…

【類(は友)をもって集まる】(るいはともをもってあつまる)気の合った者は自然により集まる。似た者は自然に集まる。同気相求める。類は友。類を以て友とす。──【故事俗信ことわざ大辞典】(落語・大山詣り「奴め坊主になった者だから、類は友をもつて集…

【理あって非に落ちる】(りあってひにおちる)時として正義の却て不利なるをいう。──【諺語大辞典】「理に勝って非に落ちる」とも。(講談・寛永三馬術「此所は常盤橋御見附御門外、御膝下にて劍戟の沙汰に及ばゞ、理あつて非に落ちる」) 【理外の理】(り…

【雷の如くに承る】(らいのごとくにうけたまわる)(講談・赤穂四十七士伝「先生の御高名は雷の轟くが如く承知いたし罷り在る」) 【楽あれば苦あり】(らくあればくあり)楽しいことがあれば、その後に苦しいことがある。苦楽は相伴うことをいう。──【故事…