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増補・話芸きまり文句辞典

落語・講談によく出ることば(改装中)

【雷の如くに承る】らいのごとくにうけたまわる)(講談・赤穂四十七士伝「先生の御高名は雷の轟くが如く承知いたし罷り在る」)

【楽あれば苦あり】らくあればくあり)楽しいことがあれば、その後に苦しいことがある。苦楽は相伴うことをいう。──【故事俗信ことわざ大辞典】(落語・寝床「楽あれば苦ありって、そういいことばかりではない」)《い》

【落花情あれば、流水豈神なからんや】らっかじょうあれば、りゅうすいあにこころなからんや) 「落花情あれども流水意なし」 散る花には流れに従う気持ちがあるが、川の水は知らない顔で流れて行く。一方には情があるが、相手に通じないことをたとえていう。──【故事俗信ことわざ 大辞典】、一方に心ありて、一方に通ぜざるをいう。──【諺語大辞典】→を踏まえた、男女間の「以心伝心」の表現。(講談・盲目吉兵衛「落花情あれば流水豈神(こゝろ)なからんや、以心傳心の擧動(はたらき)に」)

【落花微塵】らっかみじん)散り落ちる花や、細かい塵のように軽々としたさま。(講談・明智三羽烏「早や表門、グワララゝゝゝ、落花微塵に打ち毀す」)

【落花狼藉】らっかろうぜき) 落花の散り乱れたるをいう。──【諺語大辞典】、転じて、物の散り乱れるさまや散り乱すさまをたとえていう。特に、女性を花にたとえて、婦女子に乱暴をは たらくさまにいう。──【故事俗信ことわざ大辞典】 「毛吹草」にもある。(落語・あたま山「然んな所で火などを燃されて堪るものか、之は一番花狼という事があるから、寧その事花を散して了え」)

【乱離骨敗】らりこっぱい) 「ラリコハイ」物の粉砕となること。コハイは粉灰なり。「ラリコッパ イ」ともいう。──【諺語大辞典】、ちりぢりに離れ散ること。散々な有り様になること。めちゃめちゃになること。また、そのさま。だいなし。──【故事俗 信ことわざ大辞典】(講談・神崎与五郎「ちいさいとき両親がなくなって、道楽で身上は乱離骨敗、いまは当宿で馬方をしている丑五郎と申すもので」)

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